インドで肉禁止の日

インドのムンバイは、厳格な菜食主義者であるジャイナ教徒の強い要求に基づき、今月中に計4日、家畜屠殺や肉の販売を禁止する日を設けると発表した。これに対し、ツイッターのハッシュタグを作るなどして反発の声を上げる動きが広がっているようだ。
ジャイナ教代は人口が少ないが金融面で発言力がある。計4日の屠殺禁止日は10日以降実施され、対象はバッファロー、ヤギ、ブタで、魚類と家禽は除外されるとのこと。
インドでは国民の休日に食肉やアルコールに関する禁止措置が取られることは珍しくないそうだが、今回に関しては特定の宗教集団が市全体に教えを強制すべきでないとの批判が高まっているという。
昨年、モディ首相率いるヒンズー教与党が政権を取って以来、ヒンズー教で聖獣とされる牛の保護色が強まっており、イスラム教徒、キリスト教徒、安価は蛋白源を肉に頼っている下層カーストのヒンズー教徒などに対する差別との批判が出ている。こうした背景もあり、今回の禁止措置で反発に拍車がかかった格好だ。
様々な宗派の人々が生活している国で、1つの宗教の教えで市全体が期間を定めて何かを禁止するということは確かに問題があるように思う。市がジャイナ教徒から金銭的な援助を受けているのだろうか?そうしたものを取り締まる法はインドにはないのだろうか…。